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このページの情報は 2007年7月5日8時19分 時点のものです。 |
古田 英明
ビジネスマンの値段―転職で高くつく人、安くつく人
「ビジネスマンの市場価値」という言葉をよく耳にするようになってから数年がたつ。特に1997年の山一證券の破綻後、会社はいつなくなるかわからないという現実をつきつけられて以来、果たして自分は社外でも評価されるのか、そしてどのくらいの「値段」がつくのかと意識するビジネスマンは確実に増えたはずだ。 本書は、世界有数のヘッドハンティング会社、ラッセル・レイノルズ・アソシエイツを経て、縄文アソシエイツを設立、代表取締役を務める著者が、ヘッドハンターとしての経験をベースに、ビジネスマンが「自分の値段を意識し、自分の価値を高める方法」についてまとめている。これまで同じテーマで多くの本が書かれてきたが、本書はヘッドハンターが「どんなビジネスマンをスカウトしたいと思うか」という視点で書かれている点が特徴的であり、具体性がある。 「今、経営者がほしがるのはゼロからスタートできる人」という一文がある。前例や前職でのやり方にとらわれず、新しい挑戦をしていける人という意味合いで、さまざまなところで言われていることだ。著者は、本書の中で「朝30分早く出社し、就業後の30分も遅くまで残る。ただぼーっとしているのではなく、自ら仕事を見つけてやる」といった、ゼロからスタートするための訓練法にまで言及している。 、グローバル時代の市場価値の考え方、年齢別のキャリアデザイン、幸せな転職をする法則などが、具体的な事例やアクションをふんだんに使って書かれている。ビジネスマンがキャリアについて悩んだとき、行き詰まってしまったときは、本書を読むことで突破口が見えるのではないか。 転職シミュレーションのためのシートにも、多くのページが割かれている。シミュレーションそのものはオーソドックスだが、中身は「ビジネスマンとしての“史的”貸借対照表」など、自分の価値を見直す新しい方法としておもしろい。(入倉由理子)
購入して約3時間で線を引きながら一気に読み終えました。 |
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